表現コミュニケーションLab.
正解のない表現の場づくりが、「安心」を育む
わたしたちはこれまで、演劇をはじめ様々なアートの手法を取り入れたワークショップや研修プログラムを、学校・教育関係者のみなさまに実践、紹介して参りました。
同時に、ファシリテーターやコーディネーターなど文化芸術関係者のネットワークを構築し、子どもの発想を生かし育てる活動を取り入れ、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善に生かせるよう、支援を進めて参りました。
そして2024年春、さらなる未来をともに創るために、ファシリテーターとプロデューサーがチームをつくり、プロデューサーの法人である有限会社ニバイハンを事務局として、「表現コミュニケーションLab.」を立ち上げました。

「AIで人間の仕事の49%がなくなる」という研究結果(野村総研とオックスフォード大学の共同研究)が2015年に発表されました(もう10年も前のことです。そしていま、まさにそのことが急速な勢いで起こり始めています)。
変動が続き、先がみえない中、今を生き、未来の社会を担う子どもたち・青少年が、社会の中で、豊かに生きていくには『自ら感じ考え、動くことのできる力』『共有し、わかち合う力』が必要です。
そのためには、まず自分が感じていることを知り、その感情を『表現』できること。大量のデータを持っているAIに対して、『なんか好き』『なんかいやだ』というような感性(身体感覚)は人間特有のものです。
また人は自分だけでなく、他者と『関わりながら生きていくこと』が必要であるため、他者と話し、聴き、ともに考える『コミュニケーション(対話)』することができること、が重要です。
そして、何よりも『自己肯定感』を持ち、「自分で大丈夫だ」という『自信』をつけることが、大きな鍵になります。
体験を通して他者と対話する力を育んでいくことは『生きる力』につながっていきます。
以上のことを育むために自らの『身体・心・頭』を使う演劇的手法(シアターエデュケーション)は非常に有効です。なぜなら演劇的手法は答えのない世界に対し、自分たちで考え、他者と対話を重ねながら納得できる解を導き出す体験の積み重ねだからです。
【共感性】【感受性】
自分が何を感じるのか、を知ること。
また人の痛み、感覚に寄り添うことができる力。
【思考力】【発想力】
変化やアクシデントに対応できる力。
人生を豊かにする感性が育つ。
【柔軟性】【順応性】
他者とともにチームで表現、創作をすることで、
違う意見や興味を受け入れながら
ひとつの形にしていくために、
身体・心・頭すべてを使って考え、体験する。
危機管理能力にもつながる思考と身体性を育む。
【自分を表現し、自分を知ること】
自分のアイデンティティ、好きなことを知る。
将来の夢につながる。
自分の存在が社会で大切な役割を果たすことを
知り、自己効力感を育む。
【違いへの知識をもち、違いをたたえる】
(多様性の尊重)
多様な価値観・バックグラウンド・性格の人々が
生きている社会で、「違うことは自然」と
いうことを実感できている人は、自分自身に
『自信』を持ち、『自己肯定』ができ、
他者を受け入れる力がある。
社会的弱者とともに助け合う力が育つ。
表現コミュニケーションLab.では、演劇的手法を活用した「表現コミュニケーション教育」に着目し、学校現場の中で、継続的かつ段階的に実践することを提案いたします。
表現コミュニケーションLab.
ファシリテーター 小山裕嗣・中澤聖子・傳田うに
プロデューサー 小出恵
事務局 有限会社ニバイハン

演劇を応用した表現やコミュニケーションに関するワークショップは様々なアプローチがありますが、私たちが実施している授業参画プログラムは、より確かに学校現場に浸透・定着させ、子どもたちの未来を教員の方々とともにつくるために、教育委員会そして学校長、教員と連携し、現場のニーズを的確に捉え、実践出来るファシリテータ―を必要としています。
「表現コミュニケーションLab.」のファシリテーターは、子どもたちが表現を通して身体と心をゆるめ、自分と他者を知り、自分の感じていることを表出したり、友だちと対話・創作をしていけるように、問いを立て続ける場を進行する役目を担っています。そのようなファシリテーターに求められるのは柔軟な発想力と、自分と他者を見つめる開いた心と観察力です。
長野県「アートの手法を活用した学び推進事業」および軽井沢町『表現コミュニケーション授業』のファシリテーターとして実績と研鑽を積んできた、小山裕嗣と中澤聖子が講師となり、後進の学びや実践を共に重ねていきます。
16歳以上で子どもが好きな方
人と何かを創りだすことが好きな方
ファシリテーターの興味がある方など活動に賛同する方
【1年目】
・ワークショップ育成研修全4回・WS現場研修・ふりかえり
・学校で行う表現コミュニケーション授業のボランティア参加
【2年目】
・ワークショップ育成研修(自分でプログラムを組み立て実践する)・WS現場研修・ふりかえり
・学校で行う表現コミュニケーション授業のボランティア参加
※育成カリキュラムは2年制となります。
3年目より、実際の表現コミュニケーション授業のアシスタント(報酬あり)として参加していただきます。
ワークショップ育成研修全4回の講座に参加できること
※学校で行う表現コミュニケーション授業へのボランティア参加は随時ご相談。
①または②、どちらか通いやすい方をお選びください。
① 軽井沢町:2026年11月7日(土),12月12日(土),2027年1月9日(土),2月6日(土)
すべて9時ごろ〜12時ごろの予定です。詳細は申し込み後、会場等のご案内とともにご連絡いたします。
② 松川町(南信ラボ):2026年12月27日(日)9:30-12:30, 2027年1月16日(土)13:00-16:00, 2月13日(土)13:00-16:00, 3月7日(日)9:30-12:30
軽井沢町内 / 松川町(あらい商店街内)
50,000円 ※18歳以下および大学生は返済不要奨学金制度にて無料。分割払いのご相談も可能です。
表現コミュニケーションLab.の養成講座は「落合聰三郎児童青少年演劇基金」助成事業です。
noteに活動の詳細を綴っています。わたしたちの考え、想い、願いが言葉となってきています。
ぜひ合わせて、お読みいただけたら幸せです。 https://note.com/commulab